4月10日(火)に病院に「抗がん剤」を打ちに行って、
深く考えたという話のつづき。
もう10日も経ってしまった。やれやれ……。
1つは、「抗がん剤」を止める覚悟があるかという話を、先日しました。
2つ目が、足の筋肉が衰えた?という話です。
前回、自転車通院したのは、去年の11月くらい。
退院してから、放射線や抗がん剤のために自転車で通院していた。
12月になり、川辺りも含めると幅3、400メートルの川沿いを
自転車で走るには、あまりにも冷たい風が強過ぎるため、
バス通院に切り替えていた。
そして、4ヶ月ぶりくらいに自転車通院を再開したのが先日。
まず、自転車をこぎ始めて感じたのが、
自転車のペダルが重い重い。
出かける前に、自転車のタイヤを指で押さえて空気圧を確認して、
若干少ない程度だった。
だから、タイヤの空気が少なくて、接地面積が多くなり、
ペダルが重たいということはないのだ。
それでも自転車のペダルが重い。
「あれー? おっかしいなー」
と思いながら、必死で自転車をこぐ。もう、死に物狂いの感覚。
遠い。病院が遠い。こいでもこいでも、近づかない。
こんなに遠かったか。上り坂がしんどい。
上り坂といっても、ほんの少し上り坂といった感じの坂だけど。
たいした坂ではないが、休憩しようかと思った。
目的地を持って進んでいるのに、
途中で休憩しようなんてと思うのは、
真夏に暑すぎて、日陰で休憩したという経験はあるが、
なんでもないのに、しんどくて休憩しようなんて思ったのは、
生まれて初めての経験だ。
頑張って休憩しないで自転車をこぐ。
やっと、病院が見えてきた。
それでも、こいでもこいでもなかなか近づかない。
やっとの思いで病院へ到着!!
帰りは、雨がパラパラと降ってきた。
あれ? 天気予報をチェックしてなかった。
濡れながら、自転車をこぐ。相変わらずペダルが重たい。
途中、ゆるい上り坂の前方に自転車のおじさんが止まっている。
やっぱりしんどいんだろうなあと思いながら、横を通り過ぎる。
少し走っていると、
男の人のママチャリ自転車が、スーと私を追い抜いて行った。
「え────────────────────っ!?」
ありゃ、先ほどの止まっていたおじさんだ。
いや、よく後ろ姿を見ると、おじさんかと思ったが、おじいさんだ!!
どう見ても、60、70歳以上である。
そのおじいさんに、事も無げに追い抜かれてしまった!!
先ほど止まっていたのは、しんどいからじゃなくて、
他の理由みたいだ。
あれよあれよという間におじいさんが小さくなっていった。
「おいおいマジか!?」
おじいさんを呆然と見送る私。
やれやれと思いながら、やっとこさ、家に到着。
こんなにしんどいんなら、今度はバスだなと思った。
う~ん、いや、待てよ。どうしよう。
バス代は往復で400円だ。今の私に400円は大金だ。
まあ、また、その日に考えようと思う。
●自転車のペダルが異様に重かったことに関して、考えられる理由
・足の(全身の)筋肉が激減している。
前回まで普通に通院していた11月の時点で、
既に体重は14キロくらい落ちており、
通院していない4ヶ月の間に、体重は4キロくらいしか減っていない。
だから、どうなんだろう? まあ、体重=筋肉ではないので……。
・やっぱり、タイヤの空気圧が低かった。
(タイヤを押さえる指の力が激減していたというのも考えられる)
・妙にサドルが低すぎた。
次回は、空気をパンパンに入れて、サドルを少し上げて、
もう1回チャレンジしてみようかと思っている。
http://vssuizo.blog.fc2.com/blog-entry-201.html自転車通院で「ぜえぜえ!」 足の筋肉が激減か!?
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